2030年のフード&アグリテック

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2030年のフード&アグリテック

―農と食の未来を変える世界の先進ビジネス70―

佐藤 光泰・石井 佑基 (著),野村アグリプランニング&アドバイザリー株式会社 (編)

刊行年月 : 2020.04.16

税込定価 : 2,530円(本体2,300円)

判 型 : A5判・並製

ページ数 : 232

ISBN : 9784495390365

■内容紹介

★★★主要電子書籍販売サイトにて電子書籍版も発売中!★★★

本書は世界的に成長が著しい「フード&アグリテック」をNAPA独自の視点で、次世代ファーム、農業ロボット、生産プラットフォーム、流通プラットフォーム、アグリバイオの5分野に区分けし、各分野の市場動向と先進事例、2030年までの市場規模予測と事業展望を示します。
第Ⅱ部先進事例では、世界の先進スタートアップ/企業70社の訪問調査に基づき、会社概要や事業概要、ビジネスモデル図、今後の計画、特徴・イノベーションを各社2ページでまとめています。

海外先進事例では、昨年ナスダック市場に上場した植物肉開発のビヨンド・ミートをはじめ、米国のユニコーン企業であるFBN(米国最大規模の農業プラットフォーマー)やギンコ・バイオワークス(MIT発のゲノム編集スタートアップ)、中国を代表するユニコーン企業のDJI(世界シェア7割のドローンメーカー)やメイツァイ(中国最大規模の食材ECプラットフォーマー)、アリババ子会社で次世代スーパー(ニュー・リテール)を展開するフーマネットワーク、イスラエルでデジタル/ロボティクスの技術開発を先駆けるテヴェル(収穫ロボットメーカー)やアフィミルク(酪農プラットフォーマー)、シード(植物工場メーカー)、ハーゴル(昆虫食スタートアップ)、欧州のフードテックを体現するモサ・ミート(培養肉開発)やノヴァ・ミート(3Dフードプリンタ開発)などを取り上げています。
筆者は、フード&アグリテックの2019年の国内市場規模を2,526億円と推計していますが、2030年には1兆6,351億円に拡がるものと予想しています(今後10ヵ年の年平均成長率(CAGR)は16.7%)。その意味では、本書は食に携わる企業関係者はもちろんのこと、異業種企業での「新規事業」の検討に役立つ内容となっています。

■目次

第Ⅰ部  黎明期を迎える
フード&アグリテック市場
1 フード&アグリテックと第三次農業革命
 1.フード&アグリテックが期待される背景
 2.フード&アグリテックと第三次農業革命
 3.第三次農業革命に期待される成果
2 フード&アグリテックの市場概要
 1.次世代ファーム
 (1)植物工場
 (2)陸上・先端養殖
 2.農業ロボット
 (1)ドローン
 (2)収穫ロボット
 (3)ロボットトラクター
 3.生産プラットフォーム
 ①耕種農業分野   ②畜産分野   ③水産分野
 4.流通プラットフォーム
 ①中国   ②米国   ③欧州    ④日本
 5.アグリバイオ
 (1)代替タンパク
 ①植物肉   ②培養肉   
 ③植物性ミルク・乳製品   ④昆虫タンパク(昆虫食)
 (2)ゲノム編集

第Ⅱ部  フード&アグリテックをリードする世界の先進スタートアップ/企業70社
1.次世代ファーム
(1)植物工場[13社]
(2)陸上・先端養殖[3社]
2.農業ロボット
(1)ドローン[3社]
(2)収穫ロボット[6社]
(3)ロボットトラクター[2社]
3.生産プラットフォーム[13社]
4.流通プラットフォーム[10社]
5.アグリバイオ
(1)代替タンパク[15社]
(2)ゲノム編集[5社]

第Ⅲ部  フード&アグリテックが促す農と食のデジタルトランスフォーメーション(DX)
1 フード&アグリテックの市場展望
 1.次世代ファーム 
 (1)植物工場
 (2)陸上・先端養殖
 2.農業ロボット
 (1)ドローン
 (2)収穫ロボット
 (3)ロボットトラクター
 3.生産プラットフォーム
 4.流通プラットフォーム
 5.アグリバイオ
 (1)代替タンパク
  ①植物肉   ②培養肉    
  ③植物性ミルク・乳製品   ④植物卵(卵液)   
  ⑤植物性・培養シーフード   
  ⑥昆虫タンパク(昆虫食)
  ⑦その他食用タンパク(藻類など)
  ⑧代替飼料(代替魚粉など)
 (2)ゲノム編集
2 フード&アグリテックと2030年の日本農業
 1.フード&アグリテックを推進するコアテクノロジー
 2.フード&アグリテックが創出する農と食の新市場
 3. フード&アグリテックとデジタルトランスフォーメーション
 4.デジタルトランスフォーメーション時代の農業経営


【編者紹介】
野村アグリプランニング&アドバイザリー株式会社(NAPA)は、「アグリビジネスを軸に、地域活性化を通じて日本経済の発展に貢献する」という理念のもと、野村ホールディングス株式会社が2010年9月に設立した農と食の産業を専門領域とする調査・コンサルティング会社。
リサーチをベースとした実践的なコンサルティング・サービスと経験豊富な人材、全国の先進的な農と食の事業者とのネットワークを特徴に、野村グループのネットワークも活用して、国内外の市場調査や省庁・自治体の政策立案・実行支援、事業会社の新規事業の構築支援など、これまでに省庁や自治体、事業会社などへ100件程度の調査受託およびコンサルティング・サービスを提供。

【著者紹介】
佐藤 光泰(さとう みつやす)
野村アグリプランニング& アドバイザリー株式会社 調査部長 主席研究員
1978年・大分県生まれ。2002年・早稲田大学法学部を卒業し、野村證券株式会社へ入社。
2005年・野村リサーチ&アドバイザリー株式会社へ出向し、農水産業・食品・小売セクターの産業・企業アナリストとして産業調査や企業分析・企業価値算定、成長戦略策定支援などの調査業務を通じてVC・IPO・M&Aなどの投資銀行業務にも従事。2010年・野村アグリプランニング&アドバイザリー株式会社(NAPA)へ出向し、農水産業・食品セクターの調査・コンサルティング業務に従事。
NAPAでの主な業務実績は「6次産業化の生産性向上に係る調査(2011年/農林水産省)」「6次産業化財務動向調査(同)」「農業参入に向けた事業構想・計画策定支援(2011-12年/民間)」「農業復興計画の策定支援(2012年/自治体)」「東北被災地域での農業参入可能性調査(2012年/民間)「農林漁業成長産業化ファンドを活用した事業/財務戦略・計画策定支援(2012-16年/民間)」「ロシアの農業市場調査(2013年/民間)」「香港・シンガポールにおける生鮮小売店の出店可能性調査(2014年/民間)」「東南アジアの生鮮流通実態・輸出可能性調査(2015年/農林水産省)」「国際農産物等市場推進計画策定支援(2016年/自治体)」「卸売市場の基本計画策定支援(同)」「農水産物・花卉の輸出戦略・計画策定支援(2016年/民間)」、「欧州・米国・東南アジアの生鮮流通市場調査(2016-17年/民間)」「卸売市場の移転再整備支援(2017-18年/自治体)」「卸売市場の経営展望策定支援(2018年/自治体)」「欧州・東南アジア・中国の農業ICTシステム実態調査(2018年/民間)」「欧州・米国における農業ICTシステムの海外展開可能性調査(2019年/民間)」他多数。

石井 佑基(いしい ゆうき)
野村アグリプランニング& アドバイザリー株式会社 調査部 副主任研究員
1983年・千葉県生まれ。2006年・筑波大学第二学群生物資源学類を卒業、2008年・筑波大学大学院生命環境科学研究科を修了(生物工学修士)。同年・資産運用会社へ入社し、証券トレーディングや株式アナリスト業務に従事。2018年・野村證券株式会社に入社し野村アグリプランニング&アドバイザリー株式会社(NAPA)へ出向し、農水産業・食品セクターのリサーチ・コンサルティング業務に従事。
NAPAでの主な業務実績は「農業ビジネス開発支援(2017年/民間)」「海外における農業データの利活用に関する調査・研究(2017年/民間)」「農業データ知財保護・活用推進事業(2018年/農林水産省)」「農林水産分野の知財に関する調査研究(2018年/特許庁)」「閉鎖型植物工場の事業可能性調査(2018年/民間)」「農業法人の誘致支援事業(2018-19年/自治体)」「輸出に関する優良事業者表彰事業(2019年/農林水産省)」「農業参入に関する事業戦略作成支援(2019年/民間)」等。
全日本蘭協会学術委員等を務める他、雑誌「園芸ジャパン(エス・プレスメディア出版)」に「植物工場とラン」の連載を寄稿、「小型野生ランを楽しむ(栃の葉書房)」等、園芸関係の著作多数。