今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「意思決定」

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今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「意思決定」

佐藤 耕紀 著

刊行年月 : 2022.10.20

税込定価 : 1,760円(本体1,600円)

判 型 : A5判・並製

ページ数 : 216

ISBN : 9784495541309

■内容紹介

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自衛隊のリーダーを育てる防衛大学校で
20年以上教えてきた講義ノート!
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自衛隊は、ときには過酷な状況で、難しい決断を迫られます。
救助の現場で被災者が見えたら、救いたいと思うのは当然でしょう。
しかし、悪条件のなかで無理をすれば、二次災害をまねくかもしれません。
状況によっては、活動を休止する勇気も必要でしょう。
ウクライナの防衛隊が直面しているような状況になれば、
反撃するのか退くのか、部隊の配置や運用をどうするか、
さまざまな判断をせまられるでしょう。
刻々と変わる状況のなかで、プレッシャーに耐え、時機を逃さず、
的確な決定を重ねなければなりません。

私たちの人生も、決断の連続です。
本書では、思考や判断のセンスを磨き、正しい選択を重ねるための
「意思決定」のコンセプトやセオリーを、身近な具体例でわかりやすく説明。

●かき氷のシロップ、実はどれも同じ味?
●チーズケーキは快感のかたまり?
●なぜ、プーチンはウクライナ侵攻を続けた?
●「はなまるうどん」の「中」は、「丸亀製麺」の「大」よりも大きかった?
●5人と1人、どちらを救う?
●なぜ、アマゾンは1人勝ちした?
●言語化できない知識もある? …etc.

知覚のしくみから、行動経済学や進化心理学、記憶や確率・統計の錯覚…etc.
仕事や人生の「賢い意思決定」に役立つ1冊です。

\キーワードで学ぶ/  \見開き仕様・図解で楽しく学べる/
好評シリーズ第3弾!
日々の賢い判断や正しい選択に役立つマーケティングのQ&A90。
初めて学ぶ人の入門書としても、大人の学び直しとしても最適なビジネス教養。


<著者からのメッセージ>

「意思決定」というのは、ちょっと謎めいた言葉ではないでしょうか。
ビジネスやマネジメントにたずさわる人なら、必ず耳にはするでしょう。
「組織」や「戦略」に匹敵する、経営のキーワードです。
ところが日常ではあまりつかわれず、意味をつかみにくい言葉でもあります。

簡単にいえば「意思決定」は「決める」ことです。
仕事でもプライベートでも、私たちは日々さまざまな判断をします。
何かが起きて「どうしよう」と考え、「こうしよう」と決める。これが「意思決定」です。

もちろん、ただ決めればよいということではなく、「賢い判断」「正しい選択」が求められます。
そのためには、多くの経験から学び、実践的なセンスを磨くのも大切でしょう。
それと同時に、この本で紹介するような知識も、きっと役に立つでしょう。

私たちの人生は、決定の連続です。思考や判断のセンスを磨いて、賢い選択を重ねれば、よい人生になるでしょう。
この本で、そのお手伝いができればと思います。

【著者紹介】
佐藤 耕紀(さとう こうき)
防衛大学校公共政策学科准教授
1968年生まれ、北海道旭川市出身。旭川東高校を卒業後、学部、大学院ともに北海道大学(経営学博士)。防衛大学校で、約25年にわたり教鞭をとる。経営学に興味がない学生を相手に、なんとか話を聞いてもらう努力を重ね、とにかくわかりやすく伝える授業にこだわっている。就職、結婚、子育て、といった人生のイベントをひととおり終え、生活者としての経験をふまえて、仕事にも人生にも役立つ経営学を探求している。趣味はクラシック音楽と海外旅行。著書に『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」』『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「マーケティング」』(同文舘出版)のほか、経営・マーケティングの共著が6冊ある。

■目次

■第1章■ようこそ「意思決定」の世界へ ――「知覚」のしくみを体感する
・「ピザって10回言って」の心理学 「プライミング効果」
・なぜ、秋田犬のお腹は白い? 「クレーター錯視、錯覚、逆陰影」
・かき氷のシロップ、実はどれも同じ味? 「クロス・モダリティ、感覚マーケティング」 etc.

■第2章■「神」と動物のはざまで ――「行動経済学」と「進化心理学」
・「合理性」って、なに? 「行動経済学、進化心理学、認知バイアス」
・なぜ、鶏舎のオスは1羽だけ? 「クーリッジ効果」
・チーズケーキは快感のかたまり? 「超正常刺激」 etc.

■第3章■動物の本能に根ざす「思考の錯覚」 ――「認知バイアス」 74
・なぜ、変革は難しい? 「参照点への依存、惰性、現状維持バイアス」
・なぜ、プーチンはウクライナ侵攻を続けた? 「サンク・コスト効果」
・ダイエットは明日から? 「時間の非整合、確実性の効果」 etc.

■第4章■正確さより、スピードを優先する ――「ヒューリスティック」
・リーダーは背が高い? 「ヒューリスティック、ハロー効果」
・「棚からぼたもち」の罠? 「心の会計」
・なぜ、手品にダマされる? 「確証バイアス」 etc.

■第5章■比較に惑わされる ――「対比効果」
・「希望小売価格」のほとんどはウソ? 「二重価格表示」
・なぜ、真ん中を選んでしまう? 「アンカリング効果、極端の回避」
・「はなまるうどん」の「中」は、「丸亀製麺」の「大」よりも大きかった? 「フレーミング効果」 etc.

■第6章■「想起」「連想」「記憶」にかかわる錯覚
・クマとクルマ、どっちが危険? 「想起容易性バイアス」
・なぜ、「自分はすごい」と思う? 「楽観バイアス」
・だから言わんこっちゃない? 「後知恵バイアス、結果バイアス」

■第7章■「計算」「確率」「統計」にかかわる錯覚
・なぜ、「2年目のジンクス」になる? 「平均への回帰」
・牛の重さを当てるには? 「誤差の相殺」
・実験データはごまかせる? 「公表バイアス、疑似相関」 etc.

■第8章■費用対効果で考える ――「意思決定の実際」
・私たちは実際、どうやって決めている? 「満足基準」
・5人と1人、どちらを救う? 「トロッコ問題、功利主義」
・過酷な状況で、誰を救う? 「トリアージ」  etc.

■第9章■波及効果を考えよう ――「システム思考」
・ハブ退治にマングースを放ったら、どうなった? 「システム思考、波及効果」
・なぜ、アマゾンは1人勝ちした? 「市場浸透」
・なぜ、ブランド品は値下げをしない? 「軍拡競争」 etc.

■第10章■これからの時代の「意思決定のヒント」
・アイデアがひらめくのはいつ? 「三上、三中」
・「無我夢中」の心理学? 「フロー」
・言語化できない知識もある? 「形式知と暗黙知」