インド・ショット経営

インド・ショット経営

未刊

インド・ショット経営

6ヶ月でインドにGCC(開発拠点)をつくる方法

船井総合研究所 著

刊行年月 : 2026/08/04

税込定価 : 1,980円(本体1,800円)

判 型 : 四六判・並製

ページ数 : 272

ISBN : 9784495542146

■内容紹介

海外市場に知見のない中堅・中小企業でも
インドに拠点をつくることができる!


現地パートナーを活用し、
ゼロから立ち上げて運用するまでのステップを紹介。


◆◇GCC(グローバル・ケイパビリティ・センター)とは◇◆
コストダウンを目的に新興国に設立する「オフショア」とは異なり、R&D(研究開発)やグローバル戦略の中心となる拠点。

GCCと聞くと、グーグル、アマゾンといった巨大テック企業が数千人規模の開発拠点をインドに構える姿を思い浮かべるかもしれません。
実際、世界のGCCの50%以上はインドで稼働しているといわれており、その多くはグローバル大企業のものです。
しかし、GCCの本質は「規模」ではありません。自社の「能力の中核(ケイパビリティ)」をインドに置き、日本側の顧客理解と融合させることで、外注では実現できないスピードと品質を手に入れる――それがGCCの核心です。
GCCの設立形態は多様化しています。
数千人規模の大型拠点だけでなく、特定の専門分野に特化した「CoE(Center of Excellence)」、5~10名程度の「Nano-GCC」「Micro-GCC」と呼ばれる小規模拠点まで、あらゆる規模・形態のGCCがあるのです。
「自社ならどの規模で、何を目的にGCCをつくるか」を考えながら本書をお読みください。

◆◇インドにGCCを置くメリット◇◆
・英語が話せる理系の大卒者(優秀なIT人材)が豊富
・高学歴人材向けの職場が足りていないため、日本の中堅企業でも採用しやすい
・時差を利用して開発スピードを上げることができる

◆◇「インド・ショット経営」とは◇◆
10年ほど先の未来から逆算し、現状の延長線上ではない、一見すると「実現不可能に見える壮大な計画」を掲げ、飛躍的な成長を目指す経営手法「ムーンショット経営」をもじって名づけた言葉。
インドという環境を利用すると、日本では考えられないような、現状の延長線上ではない「実現不可能なこと」を実現させ、そこから新たなイノベーションや成長を生み出すことが可能になる。

●著者紹介
株式会社船井総合研究所
中堅・中小企業を対象に専門コンサルタントを擁する日本最大級の経営コンサルティング会社。業種・テーマ別に「月次支援」「経営研究会」を両輪で実施する独自の支援スタイルをとり、「成長実行支援」「採用・人的資本経営支援」「企業価値向上支援」「DX(デジタルトランスフォーメーション)・AX(AIトランスフォーメーション)支援」を通じて、社会的価値の高いサステナグロースカンパニーを多く創造することを目指している。その現場に密着し、経営者に寄り添った実践的コンサルティング活動は様々な業種・業界の経営者から高い評価を得ている。

■目次

第1章 日本のすべての経営者が「インド」を見逃せない時代になったこれだけの理由
■1 なぜ、これから自社の成長にインドが欠かせなくなるのか?
■2 米国のビッグ・テック企業成長の裏側にはインドの存在がある
■3 インドの本質を理解するための5つのポイント
■4 日本の構造的な「人手不足」の解決策を握るインド
■5 なぜインドではIT人材(エンジニア)が豊富に採用できるのか?

第2章 船井総研が進める「インド・ショット経営」とは何か?
■1 進出決断からわずか半年で現地法人を設立
■2 インドにGCC設置でコストは年間2億円減少、新たな事業創出10億円!
■3 中堅・中小企業にとってのインド進出の実際
■4 世界の最先端を走るインドのAIテクノロジー

第3章 GCC(グローバル・ケイパビリティ・センター)とは何なのか
■1 GCCと伝統的な「オフショア開発」との根本的な違い
■2 なぜインドでGCCが実現したのか
■3 日本企業はGCCをつくれるのか。言語、人材、ITツールの壁と突破法
■4 インド発グローバルのクラウド・プラットフォームZohoとは?
■5 GCCの実例――メガGCCから日本企業のGCCまで

第4章 未経験・拠点なしの状態からインドに進出してGCCを設立するステップ
■1 リスク・コストを抑えて最短でチームをつくる現地パートナーの活用術
■2 経験ゼロから最短6ヶ月。「GCC設立8つのステップ」完全ロードマップ
■3 進出先の都市の選定で失敗しないために。GCC進出先5都市の徹底比較
■4 インド人エンジニア採用で勝つための「スピード×透明性×リスペクト」

第5章 現地法人設立後の実務のポイント
■1 GCC成功の鍵は「誰を送り込むか」——駐在員選定と赴任準備の全手順
■2 文化を知り、成長で引き留める——インド人エンジニアマネジメントの鉄則
■3 「あうんの呼吸」は通用しない——日本本社とインド現法をつなぐ伝える設計
■4 「仕組み」なき組織は必ず壊れる——インド現地法人の管理体制整備の鉄則

第6章 特別対談 日本企業のインド進出 成功のポイント